Nintendo Switch、テレビ画面につなげて大画面で遊ぶも良し!持ち歩いて出先で遊ぶも良し、子供に持たせても遊ぶ時間を決められる『見守りSwitch』機能もあり、とても便利なゲーム機です。家族と共用で2台購入されている方も多いと思います。
特に、ダウンロード版ソフトはいちいちソフトのカートリッジを持ち歩かないで済むので、たくさんのゲームをSwitchに入れてすぐに遊ぶことができますね。
しかし手軽で便利なSwitchのダウンロードソフトにも、2台持ちという状況下では意外な落とし穴がありました……!今回はそれについて調べてみました。
2台持ちにすると設定することになる『いつも遊ぶ本体』設定
Switchの本体をひとりで、もしくは家庭で購入し、アカウントを両方の本体に入れた場合、この『いつも遊ぶ本体』という設定をすることがあります。これによってダウンロード版のソフトを買ったアカウントは『いつも遊ぶ本体』ではない本体でも、ダウンロード購入したゲームを遊ぶことができるのです。
ですが、ここに落とし穴が……!
『いつも遊ぶ本体』ではない本体でダウンロード版を遊ぶ時に起こること
『いつも遊ぶ本体』ではない本体でダウンロード版を遊ぶ時には、ゲームを選んで遊ぶ(起動する)際に、こんな画面が表示されます。
これは「ちゃんとソフトを購入した人が遊ぶのかどうか」をチェックしているのですが、これのためにSwitch本体はインターネットに繋いでチェックしているみたいです。
また、いつも遊ぶ本体についてはこのような記載がありました。
「いつもあそぶ本体」に登録されていない本体では、あなたが購入したダウンロードソフトや追加コンテンツをあそぶときに以下の制限がかかることがあります。
・あそぶときにネットワーク接続が必要
・あなた以外のユーザーがあそべない
これによってどういう事が起こるかと言いますと、出先でインターネットに接続する環境がない場合、ソフトを購入した人(アカウント)であっても『いつも遊ぶ本体』ではない本体でダウンロード版を遊ぶ時に走るこのチェックで弾かれてしまいます。端的に言うと、出先でゲームを遊べません。これではSwitchを2台持っていてもソフトも2つ用意しないといけないですね?困りました……
Q.それではどうすればいいのか?
A.持ち運ぶ方の本体を『いつも遊ぶ本体』に設定する
はい、これは持ち運ぶ方のSwitch本体を『いつも遊ぶ本体』に設定することで解決します。いつも遊ぶ本体の方では、このソフトがあそべるかのチェックが入りません。よってゲーム起動時にインターネットにわざわざ接続しなくて済むので、そのままオフラインで遊ぶことができます。
例えば、こんなパターンが考えられます。
家族の共用で、家で使うSwitch本体をサブ機にして、子供や自分が持ち歩いて使う本体を『いつも遊ぶ本体』に設定する。
つまり、家に据え置き状態であるSwitch本体を見かけ上のサブ機に、持ち運ぶ方を見かけ上のメイン機にします。実態としては逆なのですが、インターネット接続を必要とされる本体を家の据え置きにすることで、毎回走るチェックを通してあげるというわけです。
むすび
ちょっと発想をやわらかくして、本来のメイン機とサブ機の役割を逆転させることによって、ダウンロード版のソフトの起動に関する問題を解決しました。
もちろんカートリッジでソフトを持っていればこうした問題は起こりません。また、2台同時にダウンロード版の同じソフトを起動しようとしてもチェックで弾かれますので、ご注意ください。
それでは、快適なSwitchライフをどうぞ!!