昨今の流行りものとして、ライブ配信によるゲーム実況や、ゲームプレイのリプレイ・解説動画などがアツいです!RTA in JAPANのようなイベントも熱狂を見せていますし、弊社所属ストリーマーによるゲーム配信や解説動画も大きな盛り上がりを見せています!
そんなゲーム配信ですが「自分もやってみたい!」というのを聞く一方で「どうすれば自分にもできるのかが分からない……」という嘆きも多く見かけます。
パソコンまわりのモノがたくさん出てきて、なんだか難しそう……機材も高そうだし……
↑こんな方もこれまで多く見かけてきました。確かに慣れてない人からしたら、決して安くはない機材を買って失敗したくないですからね。
既にネット上に多くある解説記事なども「自分の環境や機材でやれるの?」「そもそもパソコンとか持っていなかったんだけど、何を買えばいいの?」という疑問の声も。
そこで「機械には詳しくないけどゲーム配信をやってみたい!」という人のために「なにをやりたいのか?」から分析して「なにが必要になってくるのか?」というのを、今回はなるべく簡単に導き出したいと思います!
ゲーム配信・動画制作で必要な機材を見つけよう!!
やりたいことや、既にある機材・環境によっても変わってきますが、まずは自分がやってみたいことから割り出してみましょう。下記の(1.)(2.)(3.)の質問に答えて、それぞれ矢印で示されているものが必要な機材・ソフトとなります。手元にリストアップしていきましょう!
(1.)やりたいことは以下のどちらですか?
- ゲーム実況などの”ライブ配信”
→マイク、OBSなどの配信ソフト
- ゲーム解説動画など”動画投稿”
→録画ソフト、動画編集ソフト
(2.)やりたいゲームは以下のうちどれですか?
- パソコンでプレイできるもの(Steamなどのプラットフォーム)
→ここでは特になし - モニターでプレイできるもの(家庭用ゲーム機)
→HDMI端子で繋げるビデオキャプチャーボード、HDMIケーブル(PS3の場合はちょっと特殊なので、別途解説します) - 携帯ゲーム機
→録画やモニターに移せる方法がありません…… - いわゆるレトロゲーム機
→コンポジット端子で繋げるキャプチャーボード、HDMIケーブル - スマホやタブレット端末
→Lightning – Digital AVアダプタ、ビデオキャプチャーボード、Lightning端子を搭載したiOSデバイス(Android端末については別途解説します)
注意:PS3、PS Vita TV、Androidデバイスのコピーガード対策について
上記デバイス・ゲーム機の場合、HDMI接続をしている際に機能するHDCPというコピーガードが働きます。これらのゲーム機とキャプチャーボードをHDMI接続した場合は以下のことが起こります。
- ゲーム画面がPCに映らない
- ゲーム画面はPCに映るが、録画・配信ができない
この場合については別記事で解説させていただきます。
(3.)その他でやりたいことが下記のうちにありますか?
- 顔出し配信をしたいですか?
→Webカメラ(パソコンに搭載されている場合は必要ないことも) - 自分の顔は出したくないけど、画面にキャラを立たせたいですか?
→Webカメラ+Live2DやFaceRig(Animaze by FaceRig)などのソフト - 配信に出す自分の声をボイスチェンジャーで変えてみたいですか?
→ボイスチェンジャーソフト(フリーソフトにもいくつかある)or ボイス・トランスフォーマーなど - キャラクターが出てくるゲーム解説動画を作ってみたい!
→動画編集ソフト(AVIUtl、レコッテスタジオなど)、キャラクターイラスト(キャラクターやイラストの著作権や利用範囲、利用規約などを絶対に確認してください!) - 解説動画の声を自分の声でやるのは恥ずかしい…… or キャラの声で解説動画を作りたい!
→音声合成のトークソフト
キャラクターが出てくる実況・解説動画は動画サイトでの人気も高いですが、キャラクターそのものやイラストの製作者の著作物を取り扱うものなので、特にご注意下さい!!
また、ゲームにも著作権が当然ありますので、配信や動画の公開にあたっては各企業のゲーム配信などのガイドラインをチェックすると良いでしょう。
↑ゲーム制作会社のガイドラインについては、まとめ記事を制作予定です。一例としてイマジニアから出ている『フィットボクシング2』では、こんなガイドラインが制定されています。
大まかに必要な機材・ソフトなど
大体の場合において配信のためのパソコンはまず必要となってきますが、それ以外にも必要なものとしては以下のものについて押さえておけば大丈夫でしょう。
- マイク(ヘッドセットタイプのものでOKです)
- ビデオキャプチャーボード
- 録画・配信ソフト(OBSやビデオキャプチャーボードに付属のものがあります)
これらのものについても、今後は別途細かく解説・紹介記事を発信していきます!