こんにちは、新たにJOZライターに加わりました、希央(きお)です。これから様々な記事を更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
突然ですが、みなさんは、ゲームやeスポーツといつごろから接点がありましたか?私は今でこそゲームに関わる仕事をしていますが、つい最近までゲーム、特にeスポーツに用いられる対戦ゲームに関しては何の知識もありませんでした。
据え置きゲーム機がなかった幼少期 対戦ゲームのトラウマ
ゲーム、特に対戦ゲームに向き合えなかった理由が、「小学生の頃のトラウマ」でした。
さかのぼること20年前、私が子どものころ。まだ対戦型ゲームは据え置きゲーム機が主流の時代で、持っている友達のところに集まるのが常でした。
ほとんどの友人たちは家に何かしらの据え置き機を持っていました。しかし、我が家は「ゲームボーイ系はいいけど、据え置きは買わない」という断固たる親の方針があり、据え置き機でできる対戦ゲームを触れるのは友人の家でのプレイ、つまり実戦のみ。
こうなれば結果は見えています、基礎練習ができていない私は、格闘もアクションもレースゲームも惨敗。「お前弱いなー」、「見る側でよろしくー」と、いった具合に、だんだん対戦ゲームにはプレイヤーとして誘われることもなくなり、観戦専門のモブキャラクターとなっていったわけです。
親の方針に関しては恨んでいませんし、その分、本に触れる機会が多かったおかげで、いまライターができています。
TPSバトロワで初めての撃ち合い
時がたち、スマホ全盛期となった現代。小学生だった私ももう20代後半になりました。学生の頃も社会人になってからも、ゲームとの距離は開いたまま。やるとしても1人でできるスマホのRPG、いわゆる「ソシャゲ」ばかり。特に対戦ゲームには触れることもなく過ごしていました。
2020年春、当時フリーのライターとして活動していた私に、なぜか、「eスポーツタイトルになっているTPSの初心者体験レポートを書きませんか?」という依頼が舞い込みます。これが私のeスポーツとの出会いです。
はじめは幼少期のトラウマもあり躊躇していたのですが、今後につながりそうなお仕事だったこともあり、思い切ってやってみることにしました。
指定されたゲームをインストールしてプレイを開始すると、案の定、チュートリアルから大苦戦。通常のモードをプレイするようになってからも「エイムってなんだ?」、「敵どこ?あれもうやられた…」と散々な目にあいました。
結果に心が折れそうになりながらも、「仕事だから」と言い聞かせて粘ること数日。初めての一桁順位を記録します。その後、まぐれかもしれませんが、1位をたまに記録するようになります。
少しうまくなっていることに気づいた私は、「練習できずに即実戦」で全く勝てなかった昔のことを思い出して、こうつぶやいたのでした。
「自分で練習できたら、対戦でもちょっとは勝てるし楽しいかも。」
「対戦ゲームって、楽しい」と思えたとき、その失敗は成長になる
そこから、約1年。
最初に触れたゲームはもちろん、様々なゲームに関わるようになった私。
FPSで酔ってしまってひどい思いをしたり、レースゲームで大回転するクラッシュを起こしたり、失敗もたくさん、というか失敗ばかりなのですが、ゲームを嫌いになることはなく。むしろそれぞれのジャンル別の面白さや魅力にひかれるようになっていきました。
ゲームは強くなきゃ面白くないと思う方もおられるかもしれません。でも、失敗しながらでも「楽しい」と思えることが、ゲームとうまく付き合っていくには大事ことなのかなと感じています。
ここまで、名刺代わりの自己紹介記事をお送りしました。ゲーマーとは言えない私ですが、これからの記事で、少しでも皆さんの役に立てれば、幸いです。
それでは今日も楽しいゲームライフを。