9月27日に『長崎STEAMセンター@めがね橋LOGIC』で実施された授業について、その様子をまとめました。
長崎STEAMセンター@めがね橋LOGICについて
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授業風景
授業には4名の小学生が参加し、ソフトは『Minecraft(通称マイクラ)』を用いて行いました。
マイクラは未プレイの学生もおり、上級生が操作について教える場面もありました。今回の授業ではクリエイティブモードで『家を作る』ことを目標として進めていきました。
それぞれ学生たちは役割分担をして、協力して家を建てることで様々な学びや気付きを得ました。
ゲームプレイ中の風景(前半)
ゲーム中ではこんな場面が見られました。
- プレイヤーが集合するためにランドマークを作り、それを目印とした
- 家を作るための建材をどれにするか、自分だけの好みでなく人にも聞いて決めていました
- 敵モブがスポーンしてきたものを倒す場面がありましたが、倒す際に出た言葉遣いには注意が必要でしたね。乱暴な言葉づかいに気をつけましょう。
- うまく建築できないと迷っていた学生に対しては、「上手にできなくてもいいから、どんどん置いてってみよう!」とアドバイスを行いました。
- ブロックを置いたマスがズレていて組み直し……ということもありました。
建材やブロックの配置で迷うこともありましたが、30分程で無事、ひととおり家を建築することができました!
学生たちの反応は……
家を作ってみてどうだった?
意外とかんたん!
協力してできたと思いますか?
できた!
と、ポジティブなものが返ってきました。
講義開始!インターネットを使う時の注意について
ゲームをプレイするだけではなく、STEAM教育の一環としてインターネットリテラシーについてのお話もしました。
そこではこのような話が出てきました。
インターネットを使う時に気をつける事とは何でしょうか?
「名前を出さないこと?」
情報を鵜呑みにしない
必ずしも正しい情報や信頼できる情報とは限らない!「本当にこの情報は正しいのか?」と、疑問を持つことも大切です
自分のことをむやみに話さない
自分のことをむやみに話してはいけない理由は何でしょうか?
「個人情報を人に見られるから」
「カードとかだったら悪用される」
個人情報を出すことで、それを悪用されるかもしれない。悪い人たちに犯罪をさせないためです!自分のことを話すことによって、周りの人にも迷惑がかかるかもしれません。
自分や周りの人を守るためにも気をつけることです!
他人のことをむやみに話さない
他人のことをむやみに話してはいけない理由は何でしょうか?
自分のことと同じで友達とかも見られたりするから?
インターネットは世界中のいろいろな人と繋がれるツール・力です。大切な人を危険に晒してしまうかもしれません!名前・誕生日・住んでる場所など、話さないように気をつけましょう。
個人情報を出してしまった場合、自分が犯罪者になってしまうかもしれません!そういう危険があるので、気をつけましょう。
怪しいソフトに気をつけよう
怪しいソフトに気をつける理由は何でしょうか?
ウイルスが入ってたりして壊れる
課金とか請求さたりする
無料アプリや怪しいソフトには、いかにも「便利ですよ」みたいな書き方をしていたりします。本当に安全なのかを判断しないといけません。
講義のまとめ
- スマートフォンやパソコンは正しく使いましょう!
- 他の人が傷つくこと、傷つけることはしないようにしましょう!顔の見えない遠くの人とも遊べるゲームができるのもインターネットですが、現実の友達と同じように接しましょう!
- 危険だなと思ったことはやらないようにしましょう
- どんなに気をつけても間違ったことをやってしまうかもしれません。
危ないな・危険だなと思ったらご両親や学校の先生と相談しましょう!
ゲームプレイ中の風景(後半)
そして授業の最後に、建築した家を学生たちに飾り付けをしてもらいました。
家を飾り付けていきましょう!どうやって飾るかはみんなで考えよう。
屋根といえば階段でしょ!!
オークにしようよ
エンダーマンがいる!!
屋根を階段でナナメに飾り付け、室内にはベッドも置いていきました。
ひとり、家から離れたところにあった敵モブの前哨基地に行くなどの単独行動もありましたが、「今日は家の方に戻って飾り付けをしよう」という呼びかけにはキチンと応じてくれました!
マイクラをすでにプレイしたことのある学生は、池や装置を作るなどすこし進んだ建築物を作っていました。
授業まとめ
学生たちはめがね橋LOGICでの授業まとめとして、インターネットを使うための4つの約束を学びました。
- 情報を鵜呑みにしない
- 自分のことをむやみに話さない
- 他人のことをむやみに話さない
- 怪しいソフトに気をつけよう